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決勝5位、シリーズランキング2位
No. 1 山本尚貴（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）
「やれることはやったが、単純にスピードが足りなかった」

「やれることはやったつもりではいますが、単純にスピードが足りなかったですね。後になれば、”あのレースのときに、こうしておけば…”とはいくらでも言えるのですが、みんなしのぎを削って最後までチャンピオンシップを戦うという緊迫した中、またなかなかいつもどおりの戦いができない中でチャンピオンをかけて戦い、その中ではニックは素晴らしい仕事をしたと思うし、アレックスも素晴らしいスピードでポールポジションを獲ったと思います。本当に誰がチャンピオンを獲ってもおかしくない中で、最後はニックが強かったし、チャンピオンに値する成績を残したと思います。そんなライバルと一緒にレースをして、チャンピオンシップを争えて、すごく誇りに思います。ただ負けは負けですからね。

色々、張り詰めていた糸が切れてしまったこともあり、この切れた糸をまたつなげられるようにしたいと思いますが、今はまだ何も考えられないです。レースの後の気持ちを言葉にするのは本当に難しいのですが、今回は本当に僕のスピードがなかっただけです。でも、（レース後の）僕の顔を見たチームの人たちに、ごめんねって謝らせてしまっていることがとても申し訳なくて……。そういう風に自分を勝たせたいと思わせてくれているチームの中でレースができていることにとても感謝しているし、またこのチームとレースができるといいなと思いました」