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TOYOTA GAZOO Racing 2020年の活動計画を発表
2020年2月7日
TOYOTA GAZOO Racingは2月7日(金)、公式サイトで「2020年TOYOTA GAZOO Racing活動計画」を発表した。
TOYOTA/TRD Biz-01Fを搭載した全6チーム、11名のドライバーが2020年のシーズンにエントリー。昨年とチーム数、ドライバー数は同じだが、内容は大きく変わった。
発表では、昨年最終戦までドライバーズチャンピオン争いを繰り広げ、悲願のドライバーズチャンピオンを獲得し、F3・SGT・SFの国内3冠を達成したニック・キャシディの名前は無く、VANTELIN TEAM TOM’SのCar No.1は未定。今後の発表が気になるところとなった。同チームの中嶋一貴は従来どおりCar No.36で自身10年目のシーズンを迎える。
参戦が確実視されていた昨年の全日本F3王者、サッシャ・フェネストラズは、今季ヨーロッパへ活動の拠点を移した山下健太とともにKONDO RACINGから参戦する。国本雄資は2台体制となるcarrozzeria Team KCMGから、小林可夢偉のチームメイトとして参戦。KCMGとしては参戦から11年目にして2台体制でシーズンを戦うことになった。
特筆すべきはスーパーフォーミュラの前身のフォーミュラ・ニッポン開始当初はもちろん、日本のレースシーンで輝かしい歴史を築いてきたチーム・ルマンがエントリーから姿を消した。長年そのチーム・ルマンに在籍し、昨年はスーパーGT500クラスでチャンピオンを獲得したベテラン、大嶋和也は新規チームROOKIE Racingから参戦。心機一転、新たな体制で臨むシーズンとなった。
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL、JMS P.MU/CERUMO・INGINGの2チームは不動のラインナップとなり、これによりTOYOTA/TRD Biz-01Fを搭載した全6チーム、11名のドライバーが2020年のシーズンにエントリー。先に発表されたHONDA/M-TEC HR-417E搭載全6チーム10名あわせて12チーム、21名のドライバーにより2020年シーズンは争われることとなった。
2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権は3月9日(月)/10日(火)の2日間にわたって鈴鹿サーキットで開催される、第1回公式合同テストから本格的に動き出す。
ドライバーラインナップ
Team | No. | Driver |
---|---|---|
KONDO RACING | 3 | 山下 健太(日本) |
KONDO RACING | 4 | サッシャ・フェネストラズ(フランス) |
carrozzeria Team KCMG | 7 | 小林 可夢偉(日本) |
carrozzeria Team KCMG | 18 | 国本 雄資(日本) |
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 19 | 関口 雄飛(日本) |
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 20 | 平川 亮 (日本) |
VANTELIN TEAM TOM’S | 36 | 中嶋 一貴(日本) |
VANTELIN TEAM TOM’S | 1 | 未定 |
ROOKIE Racing | 14 | 大嶋 和也(日本) |
JMS P.MU/CERUMO・INGING | 38 | 石浦 宏明(日本) |
JMS P.MU/CERUMO・INGING | 39 | 坪井 翔(日本) |