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2020年の走り納め。総合トップは福住 仁嶺

2020年12月23日

2日間総合トップ 福住仁嶺

霊峰富士がくっきりと姿を現した12月23日(水)の静岡県富士スピードウェイ。前日と同様、冬晴れに恵まれた中で、全日本スーパーフォーミュラの合同テスト&ルーキーテスト2日目が行われた。初日に引き続き、参加車両は17台となったが、ドライバーには若干変更が。Buzz Racing with B-Maxから参加が予定されていた片山義章が不参加となり、代わりに急遽、松下信治が参加した。その他のドライバーたちにとっても、これが今年最後のスーパーフォーミュラ走行ということで、各チーム多くのテストメニューをこなしている。

2日間総合6位 坪井 翔

この日、最初のセッションが行われたのは、午前9時から11時。セッション開始時はまだ気温1℃、日陰では路面温度がマイナス1℃となっていたが、そこからは燦々と降り注いだ陽射しのおかげで、気温、路面温度ともに上昇。赤旗が提示されることなく、セッションは順調に進んだ。コンディションに恵まれていたこともあり、セッション開始直後から、多くのドライバーたちがコースイン。各自、今日のテストに向けて用意していたメニューをこなしていく。その中で、序盤から1分20秒487と、20秒台のタイムをマークしてきたのは福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)や山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)らも21秒台前半から中盤のタイムをマークし、その後はマシンセットアップの変更や確認などを行った。そんな中、セッション開始から45分という所で、その時点での2番手タイムとなる1分21秒205までタイムを伸ばしてきたのは、昨日のセッション2を6番手で終えているタチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)。その10分後には、松下信治(Buzz Racing with B-Max)が1分20秒952、さらにその30分後には山本が1分20秒507と20秒台に突入してきた。

2日間総合2位 山本尚貴

セッション終盤には多くのドライバーがニュータイヤを投入して自己ベストを更新。残り時間5分という所で福住が1分20秒120とトップタイムを塗り替える。その後、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が1分21秒010、阪口晴南(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分21秒308、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分21秒348という自己ベストをマークしたが、いずれも20秒台には入ってこなかった。これに対して、チェッカー目前に1分20秒844と、20秒台に入ってきたのは坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。これがトヨタ/TRDエンジンユーザー勢では最速タイムとなったが、福住には及ばず。結果、福住がセッショントップ。2番手に山本、3番手に松下が続き、坪井は4番手でセッションを終えた。以下、野尻智紀(TEAM MUGEN)、フェネストラズ、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と続いている。また、カルデロンもセッション中盤以降、自己ベスト更新はなく、最終的にはセッションを9番手で終えている。

2日間総合7位 阪口晴南

3時間のインターバルを経て、いよいよ2日間の仕上げとなるセッションが始まったのは、午後2時。このセッションでは、開始時に気温が11℃、路面温度が16℃まで上昇し、絶好のコンディションとなった。そのため、開始早々から多くのドライバーがコースに入り、残るテストメニューに取り掛かっている。序盤は多くのドライバーが1分21秒台での走行。その後、開始から50分というところで、野尻が1分20秒820、大湯が1分20秒904と20秒台に突入。フェネストラズが1分21秒260とタイムアップし、その時点での3番手まで上がってくる。また、カルデロンが1分21秒428をマークし、その時点での6番手に浮上してきた。さらに、セッションが折り返すと、山本が1分20秒761と野尻のタイムを上回り、トップに浮上。レースウィークからなかなか好タイムを刻めなかった山下健太(KONDO RACING)が1分21秒082をマークして、その時点での4番手まで上がってきた。

2日間総合8位 宮田莉朋

その後、残り時間が40分ほどというところで、山本は自己ベストをわずかに100分の5秒ほど更新して、1分20秒716をマーク。トップタイムを書き換える。同じ頃、福住も自己ベストを更新する1分20秒742で2番手に浮上してくる。そこから10分ほどして、一気にトップに立ったのは、大湯。大湯は1分20秒505までタイムを伸ばしてきた。また同じ頃には、中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)や18号車のステアリングを握った小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)も自己ベストを更新してくる。宮田も1分20秒887と、この2日間を通じて初めて20秒台に入ってきた。さらに、残り15分というところでは阪口が1分20秒816と、こちらも初めて20秒台に入ってきた。セッションの残り時間が12分というあたりでは、福住が大きくタイムアップ。1分20秒247をマークし、大湯が出していたタイムをコンマ2秒余り上回ってくる。これは2日間を通しての総合ベストタイムだ。セッションが残り5分を切ると、福住はもう一度アタックへ。セクター1では自己ベスト、セクター2では総合ベストを刻んだが、セクター3では大きくタイムロス。そのままピットに戻り、タイム更新はしていない。しかし、その後、福住のタイムを破るドライバーはおらず、福住がトップでセッションを終了。初日午後と2日目の両セッション、合わせて3セッションで福住がトップとなっている。2日目午後のセッションで、これに続いたのは大湯、山本。チェッカーとほぼ同時に自己ベストタイムを更新する1分20秒757をマークした坪井が、トヨタ/TRD勢では最速の4番手となる。以下、阪口が5番手でルーキー最速。6番手に野尻、7番手にルーキーの宮田、8番手にフェネストラズ、9番手に松下、10番手に山下健太(KONDO RACING)という結果になっている。

コロナウィルス感染拡大によって、タイトなスケジュールとなった2020年シーズンも今日のテストをもって全て終了となった。

2日間総合5位 松下信治

2日間総合10位 サッシャ・フェネストラズ

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