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合同テスト 福住仁嶺コメント
2020年12月29日
合同テスト 2日間総合 1位
福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「今回のテストでは(これまで乗っていた6号車ではなく)5号車に乗りましたが、山本選手が64号車に乗ったこともあって、クルマのスペースが空いたので乗らせてもらったということです。理由は2台の比較ということでした。でも、実際に乗ってみたら、それほど2台に差はありませんでしたね。(今回トップタイムでしたが)最終戦での反省点というか、その時の課題が分かっていたので、それを改善するというので色々やった結果だと思います。でも、そういう目的ではなく、5号車と6号車のセットアップの差だったり、ロングした時にどれぐらいのクルマの差があるのかだとか、それを確認するのが僕としてはメインの目的でした。今回、初めて杉崎エンジニアと組ませてもらって2日間やらせてもらいましたが、この2年間、吉田エンジニアとやる中でも、杉崎エンジニアと話すことはよくあったので、全く違和感なく最初からテストを順調にこなせたと思います。
今回、チームとしてもトップで終われたというのは、すごくいいことだったと思いますが、やっぱりテストはテスト。本番が全てだと思います。ただ、先週の僕の予選だと、ちょっと厳しい状況だったのが、今回のテストではクルマもだいぶ改善して、こういう風にすればタイムが出るんだっていうのも分かったので、気分的にはすごくいいですし、このテストの結果というのを本番に生かしたいと思います。
来年に向けては、もちろん優勝しなければいけないというプレッシャーはすごくあります。かといって、他の選手のことを気にしすぎても空回りしちゃう部分があるので、もっと自分と向き合っていきたいです。やっぱりレースはメンタルがすごく大事だと思うので。流れを作るのは自分ですし、不運なことがあっても、その運を作るのは自分の実力。来年はトレーナーに帯同してもらうなど、今以上にレースに集中できるような環境も作って、優勝とは言わず、チャンピオンを獲れるように頑張ります。チャンピオンを獲っているチームのひとつにいるわけですからね」