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初日総合トップ 大湯都史樹コメント
2021年3月24日
「この初日の午後、最後のセッションで確実に他のドライバーたちもアタックしてくることは、僕も重々承知していましたし、それに向けて、1日目の最後に向けて、テストの内容とかも組み立てていっていました。その結果、トップで終えられたというのは、本当に僕としても嬉しいですね。2番手との差がコンマ3秒ぐらいというのは、すごく大きいと思いますし、開幕戦に向けてもすごくポジティブな内容だったなと思っています。
今日は(路面温度が低く)タイヤの温め方という部分で、他のドライバーも含めて、すごく苦戦していたと思うんですけど、僕も午前中や午後の最初に色々テストをしました。どこが一番グリップを常に保っていられるかという所を探していて、それが段々分かってきて、最後にそれを引き出せたというのはすごく良かったなと思っています。今まで特に気温とか路面温度が高くなってきた時のレースペースが課題で、今回の富士も昨年ほどは寒くないですし、そこら辺でどうなるかを考えてテストしていました。今までのポテンシャルだと、なかなかトップという結果にはならなかったと思うので、そこら辺を改善できるようにテストしていきましたし、鈴鹿で結構いいものが僕らの中であって、今回富士でそのセットアップが上手く機能するかっていう確認もやっていたんですけど、そこが富士でも上手く行って、結果に結びついてくれたかなと思っています。
僕の中では、あまり誰がライバルというのは意識していなくて、とにかく自分の力を最大限出すというのが、常に心がけていることですし、それをやっていく中で、去年も最後に1位と2位が取れましたし、今年にかけてより僕自身の調子も上がってきているので、いい流れで今シーズンを迎えられるんじゃないかなと思っています。
明日は、基本的にはロングランだったりとか。他のチームもそうだと思うんですけど、明日はそういったテストメニューが多くなってくるんじゃないかなと思っていて、僕もそこはテストしていきたいと思っています。ただ、さっきのアタックラップも、僕の中では満足いくものではなくて、もう少し詰められる要素はもっとあったので。僕自身、ドライビングの面でも、明日のテストでは、しっかりさらに向上できるようにしていきたいなと思っています」