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2021年鈴鹿大会 レースフォーマットの”おさらい”
2021年4月22日
■レース距離:174.120km (鈴鹿サーキット 5.807km×30周) 4月25日(日)14時30分スタート予定
(最大レース時間:1時間10分 中断時間を含む最大総レース時間:1時間10分)
■予選方式:ノックアウト予選方式 4月24日(土)15時10分から実施予定
公式予選Q1は、2グループ(A組・B組)に分けて実施。組分けは基本的に前戦終了時のランキング順。
各組10分間。各組上位7台・14台がQ2へ。
Q2、Q3はそれぞれ7分間の走行。各セッションの間のインターバルは10分間。
Q2 の上位8位までがQ3へ進出する。
■タイヤ:横浜ゴム製ワンメイク ドライ、ウェットとも1スペック
■タイヤ使用制限:ドライ(スリック)。新品は4セット、前戦までに入手した中から2セットを「持ち越し」タイヤとして、合計6セットを使用することができる。ウェットも6セット。
■決勝中のタイヤ交換義務:あり。スタート時に装着していた1セット(4本)から、異なる1セットに交換すること。
先頭車両が10周目の第1セーフティカーラインに到達した時点から、先頭車両が最終周回に入る前までに実施すること。
タイヤ交換義務を完了せずにレース終了まで走行した車両は、失格。
赤旗中断中は、タイヤ交換義務を消化したものとは見なされない。ただし中断合図提示の前にピットロードに入っていた場合は交換義務の対象として認められる。
レース終了前に赤旗中断、そのまま終了となった場合、タイヤ交換義務を実施していなかったドライバーには競技結果に40秒加算。
決勝レース中にでウェットタイヤでコースインした場合、タイヤ交換義務規定は適用されないが、ウェットタイヤが使用できるのは競技長が「WET宣言」を行なった時に限られる。
■決勝レース中の燃料補給:禁止
■ピットレーン速度制限:60km/h
■レース中のピットストップによるロスタイム:ピットレーン走行+停止発進に要する時間とメインストレートを通過する走行時間の差は、鈴鹿サーキットの場合、28秒前後。これにタイヤ交換作業のための静止時間を加え、履き替えたタイヤが温まるまでにペースが落ちる分を加えたものが、ピットストップによって「消費する」時間となる。
■燃料最大流量(燃料リストリクター):90kg/h(122L/h) この作動領域(エンジン回転7200rpm以上)では「出力一定」となる。
■オーバーテイク・システム:最大燃料流量10kg/h増量(90kg/h→100kg/h)。この流量11%増加分がそのまま出力に上乗せされる。
作動合計時間上限:200秒間
ロールバー上の作動表示LEDは当初、緑色。残り作動時間20秒からは赤色。残り時間がなくなると消灯。
ステアリングホイール上のボタンを押して作動開始、もう一度押して作動停止。
作動開始後8秒経過してからロールバー前面LEDおよびテールランプ(後続車両が作動を視認できる)が点滅を開始。
一度作動させると作動停止から100秒間は使用不可となる。この状態にある時は、ロールバー前面LEDは「遅い点滅」。
車両の電気系がON状態でエンジンが止まっていると緑赤が交互に点滅。