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笹原右京「コツコツ積み上げた結果が実ったのかなと思う」
2022年4月9日
予選1位
No.15 笹原右京(TEAM MUGEN)
「コツコツ積み上げた結果が実ったのかなと思う」
「参戦が決まってから、チームの皆さんがここまでの間毎日徹夜で頑張ってくれたおかげで、鈴鹿(公式)テストを含めて色んな問題点を出しながらも、こうやって(開幕戦の)予選までにうまく仕立て上げてくださったので、本当にそのおかげだと思います。僕自身は、その都度コミュニケーションを取って着実に前に進めるよう目指していたので、コツコツ積み上げた結果が実ったのかなと思うので本当にうれしいです。
(Q2進出ドライバーの中で)真っ先に僕がピットに戻ってきたので、(ポールポジションが獲れたかどうか)ギリギリまで状況がわかりませんでした。で、「あ、なんかポール獲れたかも」みたいな無線が入って、えっ!? と思って。最初は喜びというか、ホントに!? と。拍子抜けじゃないですがそんな感じでした。そのあとに無線で(チームの)みんなの喜んでいる声が入ってきて、(ポールが)獲得できたんだとわかり、喜びが出ました。
(ライバルに先んじてアタックした)Q2では、コースインしてまずクリアな場所を取れるようにということを考えていました。その上でウォームアップをしていく段階でアタックに入るべきかどうかを自分で調整しました。チームからは(アタックラップに向けて)余裕があるというか幅を持たせられる時間帯でコースインさせてくれたので、(アタックを行うタイミングの)最終判断は自分で下すことができました。Q1、Q2というフォーマットに関してはSUPER GTでもやっているのですが、今までQ3をやっていたのが(今シーズンから)なくなり、僕個人としてはQ1のB組だったので、Q2へのアジャストは比較的予想しやすかったです。その点をうまく自分の中でも活かせたのかなと思います。ただ思ったよりもQ2でコースインしてから、(タイヤの)ウォームアップを含めて早い印象がありました。なので、コースインしてしまったら自分で判断するしかないという部分があり、最後は今までやってきたことの感覚の擦り合せが直感でうまくいったのかなというところが正直あります。まぁでもそこが(ポールポジションが決定するQ2の)難しさでもあって、このフォーマットがよりドライバーとして常に緊張感を高めてくれるというか、本当に一発勝負だと改めて感じました」
予選2位
No.53 佐藤 蓮(TEAM GOH)
「チームみんなのアドバイスでこの順位を獲得できて感謝してる」
「前日の段階では少しトップからは(タイムが)離れていて問題点も多くあったのですが、チームには遅くまでその原因を探っていただいて、アドバイザー陣の伊沢拓也さん、岡田秀樹さん、そして山本雅史監督のアドバイスもあってこの順位を獲得できたので本当に感謝しています。
(これまでの)テストも含め(富士スピードウェイで)ホームストレートが追い風(という走行)というのは初めてでした。事前に伊沢アドバイザーから1コーナーのブレーキングなど注意点をアドバイスをいただいて、それがQ1ではすごくうまくいってタイムを出すことができましたが、Q1のAグループとQ2ではかなりコンディションの差があってそこに少し戸惑いがあったので、Q2では(タイムを)伸ばしきれなかったのかなと思いました」
予選3位
No.20 平川 亮(carenex TEAM IMPUL)
「昨日までのトラブルも解決して今日は思いっきりいけた」
「テストではあまり順調に行ってなくて、色々と試行錯誤しながらシーズンオフのテストを進め、なんとか今日の予選までにクルマを仕上げることができました。昨日(の専有走行)と同じ感想になるんですが、遅くまでミーティングをやって最後までしっかりと準備してきましたし、昨日もトラブルで思ったように走れませんでしたが、そこも解決して今日は思いっきりいけたのでチームにも感謝です。あと、レッドブルアスリート3人(笹原右京、佐藤蓮、平川亮)として上位3つを獲れたのですが、僕が一番先輩ながら3番手でちょっと悔しいので、レースでは一番前に行けるように頑張ります」