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「2018年 シリーズプレスカンファレンス」
2018年3月10日
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は3月10日、モータースポーツファン感謝デーの開催されている鈴鹿サーキットに於いて、2018年全日本スーパーフォーミュラ選手権の「シリーズ開催概要」と「プロモーション施策」について発表した。
このカンファレンスで代表取締役社長倉下 明が、「スーパーフォーミュラの魅力を大きく支えているSF14がラストイヤーであり、新型車両SF19のテスト年でもある」こと、「全てのレースに2スペックタイヤを導入する」こと、「松下選手、福住選手などの魅力あるルーキードライバーと、対する実力者たちの戦い」、この3つが今シーズンもっとも注目されるポイントであることを紹介した。またレース中継の解説陣に鈴木亜久里氏をお迎えできること、開幕戦についてはシリーズのプレビューを充実させるため、「開幕特番」として18時からのゴールデンタイムで2時間の放送を行うことも発表した。
■2018年 全日本スーパフォーミュラ選手権 シリーズ開催概要(プレスリリース)
また会見に同席した横浜ゴム株式会社 タイヤ消費財開発本部 MST開発部 秋山一郎部長からは、全戦2スペックタイヤ導入に至るこれまでの経緯や「SF14ラストイヤーでもあるためよりアグレッシブなタイヤを開発しよう」というコンセプトの下テストを行っており、「車両や、状況によって若干異なるが1秒から2秒程度ラップが向上している」との現状報告がなされた。
■2018シーズン全日本スーパーフォーミュラ選手権 2スペックタイヤについて(プレスリリース)
また白井 裕JRP技術顧問からはSF19の開発進捗状況、日本でのシェイクダウン予定スケジュールなどの報告があった。