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鈴鹿ファン感フリー走行 トップ3ドライバーコメント
2018年3月11日
No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)
オフの間も色々なクルマに乗ってきたので、フォーミュラも余り特別な感じはなく乗れました。昨年最後のテストからのクルマの変更点は、良くなった部分もありますし、逆に余り良くない部分も見えています。前回とは路面コンディションも違いますが、「ここをもうちょっと良くできたらな」っていう部分は、明日のテストで改善して行きたい。今日のセッションは50分ということで、時間的に大きな変更はできなかったですしね。ここから少しずつやっていって、全体的なグリップを上げて、速くして行きたいです。デモランでソフトタイヤを使わなければならなかったので、「もったいないから早目に使っておこう」と思って、僕らは少し他より早目にソフトタイヤを入れました。アタックはまずまず。完璧ではなかったですけど、そこそこでしたし、「あそこでもう少し良くできたかな」っていう部分もありました。セクター3と4をもう少し速くしたいですね。僕は1日しかテストに参加できないんですが、明日は持ってきたメニューを少しずつ、こなしていきたいと思います。
No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
走り出しから、クルマの状況が悪くなかったので、まぁ気持ち良く走れました。その割に朝イチ、ミディアムタイヤの時のタイムが遅かったですけど(苦笑)。セクター3と4が遅いんですよね。終盤のソフトのアタックも、「ああだったら良かった、こうだったら良かった」というのは色々ありました。他チームってソフトでアタックしたんですか? 結構、みんなソフトを履いて出て行ったのは見たんですけど、タイムは余り上がっていないですよね。だから、良く分からないです。今日は、みんな人間のウォームアップだと思いますよ。僕のクルマは、ミディアムの方が感触は良かったです。ソフトではタイムこそ上がるんですけど、柔らかくてフィーリングが良くないところもたくさんあったので、“ん~っ”て感じですね。明日のテストに関してのメニューは、もともと決まっている部分もありますし、僕は1日目だけの参加なので、やることをやって、開幕に向けてフィーリングが掴めればいいかなと思っています。
No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)
久しぶりのスーパーフォーミュラに、この時期の鈴鹿で乗れると、コーナーのスピードもかなり刺激的ですよね。あらためてスーパーフォーミュラは速いなと思いました。その中で、クルマも非常に上手く動いていましたし、ポジションも悪い位置ではないので、まずまずのフリー走行だったなと思います。クルマのバランスは、いいと思ったものを持って来てもらいましたし、それがちゃんと機能的に動いてくれていましたね。最後のソフトタイヤでは、アタック自体は問題なかったんですけど、クルマのバランスはもう少し改善が必要でした。ソフトではリヤのグリップが少し足りなかった感じで、ミディアムの方がバランスが良かった。そこは「ミディアムで調子がいいと、ソフトでこういう感じになるんだ」というのが分かったので、いい50分だったなと思います。でも、本番は今日じゃないので、明日から上手くプログラムを消化して行きたいですね。今シーズンはずっと2種類のタイヤを使うので、その2種類のタイヤの差をしっかりと見て、開幕戦から優勝争いに加われるように組み立てて行きたいなと思います。