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フリー走行１１位
No.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「鈴鹿の合同テストの２日目に、気温が上がって、風が強くなった時に、すごく調子が悪くなってしまったんですね。それで、前回の富士のテストでは、｢もっとこうした方がいいんじゃないか、ああした方がいいんじゃないか｣と色々見直して走ったら、手応えが得られました。その延長線上で今回の鈴鹿にクルマを持ち込みましたが、昨日はミディアムタイヤで車高も含めてまた新たな確認をやっていたというところです。専有走行の中では、もちろんまだまだ足りないなという部分もありましたが、前後バランスやクルマの大体の性格で言うと、合同テストの時より改善されているイメージなので、悪くないかなと思います。現状、これだけ暑くなった中で、どこまでグリップを追い求められるかっていうのもありますし、それだけを求めるのではなく他でタイムを稼ぐ方がいいんじゃないかとか、色々な考えがある中で、今日の朝に向けてもいくつかの改善策を用意して、その中でも新たな方向性を探っていった感じです。ミディアムは昨日からずっと１セットで通して走っていたので、その割にはまぁまぁいい所にいたかなっていう手応えがありました。そこからソフトを履いた時に、すごくバランスがすごく良かったかっていったら、そんなこともなかったですし、まだ速い人は他にもいると思うんで、まだ何とも言えないですね。“イケそう”という手応えがあったというより、“もう時間がないからここでソフト履いちゃえ”って感じで行っただけなんです。だから、ソフトに関しても、ミディアムに関しても、ここからの改善できる余地はまだありますし、詰めて行かないとこのポジションは維持できないと思います。そこはまた冷静に分析して。幸い、予選まで時間があるので、焦らず正しい方向を出せればいいのかなと思いますね。でも、トップタイムを出して久々に気持ちいいと思っていますし、このまま気持ちの面でも、勢いに乗って行ければいいかなと思っています」

フリー走行1 ２位
No. 16 山本尚貴(TEAM MUGEN)

「合同テストに比べると、昨日からクルマのフィーリングは良かったですね。敢えてテストの時より気温・路面温度が上がるからとやってきたことではなく、たまたま今回のコンディションにクルマが合っていたのかなという部分もあります。持ち込みから、今朝に向けてもさらにセットアップを詰めて良くなりましたね。昨日、“もう少し直して欲しい”と思っていた所も直りました。まぁ、今日セッションの途中でスピンしちゃったのは余計だったんですけど。スピンした時は、突然リヤが出ちゃって、コントロールできなくて。プッシュはしていましたが、特別すごくスピードを上げて行っていたわけでもないのに予期せぬところでリヤが出てしまって、ちょっとビックリしましたね。クルマに大きなダメージはなかったんですけど、砂利がいっぱい入って掃除しないといけなかったので、メカさんが少し大変でした。でも、ギリギリ間に合わせてくれて、最後に一発ソフトでアタックに行けました。予定では、ミディアムの新品も履く予定だったので、それができなかったのだけともったいなかったですけどね。ソフトはタイム的にも良さそうでしたし、あとはここから予選に向けてアジャストしていくかが重要だと思います。でも、まぁ時間もないし、タイヤもないし、結構ぶっつけ本番みたいな感じにはなってしまうので、上手く行けばいいなっていうだけですね。ミディアムの新品を朝の走行で確認できていないという部分は、少し消化不良もあるんですけど、クルマの調子がいいので、このままミディアムを着けても、ソフトを着けても、ちゃんと上位で争えるんじゃないかとは思っています」

フリー走行1 4位
No. 19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

「いつも鈴鹿は調子悪いんですけど、今年はオフのテストからそれなりのフィーリングがあって、昨日の走り始めもそれを継続できているので、まずまずですね。決してトップではないんですけど、いつもよりは全然調子が良くて。今日はまたミディアムからスタートして、その時は少しバランスが良くなかったんですけど、そこからセットアップを変えて、最後に、スクラブ品のソフトでアタックした時は、それなりのバランスまで来たので。あと少しの微調整で、予選に行けそうだなっていう感じです。ミディアムはちょっとバランス悪いんですよね。オーバー／アンダーっていうか、色々な動きが出ていて、一貫性がないんで、余りいい状況ではないんです。でも、Ｑ１は14位まで通れるので、それはイケるかなっていう感じで(笑)。予選の時間が遅くて、Ｑ３は４時半とかなんで、その頃には涼しくなって欲しいですね。ソフトも涼しい方が良さそうな感じはするので