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石浦宏明 伊沢拓也 決勝後コメント
2018年4月25日
決勝レース後コメント
予選6位/決勝4位
No.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
「朝のフリー走行で、ソフトもミディアムも試して、「一番速くはないな」と思っていましたけど、そこそこ悪くなさそうでしたね。ウチは、エンジニアが村田さんなんで、作戦としては「ミディアムで引っ張るぞ」と最初から決まっていました。ただ、問題は、自分より前がみんなミディアムで、自分より後ろがみんなソフトだったことで、スタート直後飲まれるだろうなと。そして、予定通りに飲まれ。ただ、“飲まれても焦らない”っていうのを自分で決めていました。絶対に、クリアになって飛ばせば、先にソフトを履いた人よりはゴールする時には前にいられる自信はあったので。なので、後ろからソフトのクルマが抜きに来ても、「ここは抜かれても、オーバーテイクとか使わずに温存して、最後勝負だな」と思っていたので、無駄に抵抗はしませんでした。で、クリアになってから、野尻選手や伊沢選手と一緒にミディアムで飛ばして。その時、1分43秒台の真ん中とかで走れていた分、先にピットに入った組の集団よりも、自分のピット作業後に前で戻れたので、そこは事前に想定していた通りにできたかな、という感じです。伊沢選手がピットに入ってからの2周ぐらい、すごく飛ばせたことで、ピット作業の後にギリギリ伊沢選手の前に出られました。チームからも“ここが飛ばし時だよ”って入る2~3周前から言われていたので、MAXで行きました。最後、本当は野尻選手にプレッシャーをかけたくて、詰めて行ったんですけど、そこからまた離されました。レース終盤、もう少し涼しくなってきたら、ソフトがもっと持つのかなと思ったら、落ちちゃいました。それを考えると関口選手はすごいなと。同じ作戦で行っても、あのペースで走れたかどうかは微妙なので、その辺は反省点かなと思います。今日のレースでは、できる限りのことはできたし、決勝になれば結構戦えることは分かりました。開幕から全く流れがないというわけではなく、第2戦以降に向けて、しっかり土台になる開幕戦になったかなと思います」
予選4位/決勝5位
No.65 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)
「スタートは、僕が上手く出来たというより、野尻選手が失敗したので、ポジションを上げることができました。そこから塚越選手が迫ってきましたが、実は塚越選手が2ピットだというのは知っていたので、先に行かせたんです。そこから、山本選手と福住選手には少し離されましたが、僕自身はそこそこ普通のペースで走れたと思いますね。レースにならないというわけでもなかったですし、後ろのクルマに抜かれる感じもなかったです。全体的に、スピードはもう少し欲しかったですけど、大きくミスなくレースはできたかなと思いますよ。ピットインのタイミングに関しては、野尻選手に先に入られたので、それに合わせておかないと、ということで翌周に僕も入りました。でも、ピット作業が少し長かったのか、その他のことなのか、細かな積み重ねの部分で、逆転されることになってしまいましたね。ピットに入った後は、僕のソフトでのペースが良くなくて。(伊沢と塚越の)間に国本選手が入っていた時は良かったんですけど、国本選手の前に塚越選手が出てからは、追いつかれてしまいました。でも、残っているオーバーテイクボタンの数も含めて、自分がミスしなければ抜かれないとは思っていましたよ。チームを移籍して初のレースで、ちゃんとレースしてポイントが獲れたのは、僕にとってもチームにとっても良かったと思います。今後、色々問題が出てくるレースもあるかも知れませんが、ポイントを獲ることでチームも僕もモチベーションが上がりますし、次につながる大きな一歩ではありました。1回レースをしないと、見えてこないこともありますし、300㎞走ったことで色々得られたこともありますし、まずは5位という結果でしたが、良かったと思いますね」