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「いいスピードを持ってオートポリスに入れた」フリー走行1 トップ3コメント
2018年5月12日
フリー走行1 1位
No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)
「トムスでSFに戻ってきてから、初めてのトップタイムだったから、気分はいいね。トムスは素晴らしいチームだし、僕らはトップにいることを期待されているから。ここからさらに一生懸命仕事を進めていきたい。難しい週末になった鈴鹿を経て、何かしら見つけられたと思うし、いいスピードを持ってオートポリスに入れたと思うよ。昨日も今日も、基本的にクルマは良かったし、そこからより良くするために、少しセットアップを試していたんだ。僕とニックは、鈴鹿でQ1を突破できなかったから、今朝のセッションでは、(前回から持ち越した)ソフトのニュータイヤを使っているんだよ。中でも、僕はセッションの極めて早い段階で、ニュータイヤを履いている。そこからセッション終盤に向けて、路面はどんどん良くなって行ったはずだから、最後に履いていたら、さらにタイムを上げられたはずだと思う。それを考えれば、土曜日の朝のスタートとしては良かったよ。ターゲットはもちろんP.P。僕はこのサーキットが大好きだし、クルマもいいからね。今朝のセッションでは、ソフトタイヤの扱いも上手くできたし、よく分かった。ミディアムタイヤとは、もう少し付き合って、さらに理解できるようにしないとね。今朝の路面のコンディションに関しては、僕は特に問題を感じなかったよ。だけど、ニュータイヤとユーズドタイヤ、ソフトタイヤとミディアムタイヤでグリップ感が大きく違うんだ。だから、その時々で、どれぐらいリスクを背負って行けばいいのか、その判断が難しい。そのせいで、朝のセッションではミスする選手もいるんじゃないかな。ソフトタイヤを履いた時には、大きくタイムが上がるけど、1周しかチャンスがないからね」
フリー走行1 2位
No.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)
「昨日はそれほど良くなかったね。余りグリップがなかったんだ。僕らは2台とも似たような状況だったと思う。走るたびに進歩はしていると思うよ。だけど、もっとグリップが必要だし、まだまだこの先難しいと思う。このサーキットはKONDO RACINGにとっては、余り良くないコースなんだよ。岡山とかもてぎ、菅生に関してはいいんだけど。でも、オートポリスとはクルマの相性が良くないんだよね。多分、原因は路面なんじゃないかと思う。それでも去年と比べれば、良くなっているんだけどね。セッション最後にソフトのニュータイヤで走った時は、とにかくミスしないように、予選に向けての感触を掴むために1周まとめたという感じだった。限界までプッシュはしていないんだ。でも、セッションの間に気温と路面温度が急激に上がって行ったからね。もしソフトタイヤでもっとタイムを出したいと思ったら、接触の真ん中あたりとか、もっと早目に付けた方が良かったかも知れない。その方がコンディション的には良かったんじゃないかと思うんだ。まぁ、まずまずだったよ。でも、僕としては、正直言うとミディアムタイヤに関しての方が、ここまではよりハッピーに感じているんだよね。鈴鹿で使ったすごく古いタイヤでも28秒8とか出ていたから、パフォーマンス的に悪くないと思う。だけど、予選ではQ1を通過するのも結構大変だと思うよ。(山下)健太は朝、ミディアムで15番手だったから。このシリーズはもちもちタイムが僅差なうえに、コンディションによって状況が大きく変わってきてしまう。もし僕らのクルマがコンディションに合っていたらQ3に行けるし、合っていなかったらQ1落ちしてしまうからね。ただ、できることなら予選でトップ10には入りたいと思っているよ」
フリー走行1 3位
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「昨日もそうだったんですけど、今朝も結構オーバーステアが強くて。昨日よりは全然マシになったんですけど、まだオーバーステアですね。2回のスピンは、両方ともそれが原因です。運転が難しいんですよ。路面も良くないですし、セットもちょっとリヤのグリップがなくて、それが両方合わさって、ドライビングが難しいんです。もちろんスピンしたくてやっているわけじゃないんですけど、自分の感覚や想像以上に滑っちゃったというのがあって。ただ、それでもタイムはそんなに悪くないので。タイムが悪かったらセッティングですけど、上位の方にいるっていうことは、みんなも多分同じような状況なのかなっていう風に考えているんですけどね。僕がベストタイムを出したタイヤは1アタック品です。前回のQ2でニュータイヤを2セット使っているので。それに対して、前の2台は前回Q1で終わっているので、ニュータイヤ。だから、今朝のトップタイムとの差に対して、僕はまだ余裕がありますね。でも、平川くんみたいにミディアムしか履いていない選手もいるんで、正直分からないです。いつもそうなんですけど、やっぱり予選になってみないと。とりあえず、前回の予選は自分の実力を出し切れなかったので、今回は何位だろうと、不運とかなくちゃんとアタックしたいですね」