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「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会」開催
2017年3月16日
3月15日水曜日、東京都千代田区永田町にある自由民主党党本部にて、「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会」が行われました。
この総会には同連盟の会長である古屋圭司衆議院議員のほか、三原じゅん子議員ら、モータースポーツの発展と青少年の健全育成などに尽力している自民党議員が出席。モータースポーツ各競技団体からは日本レースプロモーション(JRP)倉下明社長をはじめ、GTアソシエイション(GTA)の坂東社長、全日本ロードレースを主管する日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)からは大島会長らが出席。また各レースカテゴリーの2016年チャンピオン、国本雄資選手(SUPER FORMULA)、平手晃平選手(SUPER GT)、中須賀克之選手(JSB1000)等も出席し、各団体の今年度のシリーズ概要、プロモーション施策などを報告しました。
この中で、JRP倉下社長は「より広く一般的にスーパーフォーミュラを認知いただけるよう、決勝レースの生中継を行う決断をしました。これにより少しでも多くの方にスーパーフォーミュラ、モータースポーツに興味感心を持って頂き、サーキットにお越しいただけるようにしたい」また「海外からも一流のドライバーが参戦していただけるシリーズになったことは非常に喜ばしい」と、スーパーフォーミュラの現状を報告しました。また「どの競技でも良いので、公道でレースができる、社会に広く認められる環境を整備頂きたい」と陳情しました。
国本選手は「自分の夢はモータースポーツをメジャースポーツにするために、どのように発信していくべきかなども考えながら、戦っていきたい」と抱負を語りました。
出席した議員からは「モータースポーツ推進基本法」については党内での手続きは終了しており、政党間調整中であること。早期の法案成立にむけ全力で活動することが報告され、「公道レース」実現に向けて作業中であることが発表されました。
また、「学校に通いながらのMS活動が公休になっていないので、各地方自治体に徹底して欲しい。オリンピックの練習などは公休になっているので、教育的な意義がある場合は公休にしたい、とスポーツ庁は働きかけている」「競技人口が増やせる施策が必要だ」「お客様にサーキットでしか体験できない技術サービス(IoT技術を使用したもの)などは経産省などでも活用できる物があるはず」と言った、具体的な提案なども発言されました。
スーパーフォーミュラでは、年間チャンピオンドライバーに「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯」が授与されています。