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フリー走行１ドライバーコメント
フリー走行１回目トップタイム
No.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO･INGING)

「セッション前半、ミディアムタイヤの時もトップ５ぐらいにはいましたが、バーンと飛び抜けた感じではなかったので、その辺がまだ負けているのかなという感じでしたね。コンマ１～２秒差でしたけど、ちょっとまだ今のコンディションに合わせ切れていないかなと。ソフトでは最後トップでしたけど、僕がニュータイヤだったのに対して、インパル勢とか可夢偉選手とかがユーズドだったことを考えると、“負けてるな”という印象です。クルマの感触としては、去年感じていたよりはいいんですけど、まだ完璧ではないですね。あとは午後のコンディションを予測して、どうするのか。昨日から今日でもこれだけ変わっていますし、そこは難しいですね。予選もラバーが乗ってきた中でソフトってなると、また次元がさらに上がると思うので、このままでいいのか、色々やっていった方がいいのか、悩ましいところです。予選でもＱ１はシビアですね。コンマ２～３秒ロスすると通過できないので渋滞にハマるともう終わり。朝のセッションでもそうでしたけど、１番前で出るのが結構引っ掛かる可能性が高いんですよ。間合いの取り方は考えて行かないとダメですね」

フリー走行１回目2番手タイム
No.2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO･INGING)

　「昨日は、いつもと違ったセットで持ち込んで走り始めましたが、それがちょっと行き過ぎている感じもあったので、今日はそこをアジャストして走りました。昨日よりもすごくフィーリングが良くなってきていますし、コンディションが徐々に良くなって行く中でも、タイムが上がって行ったので、まずまずかなというのはありますね。ただ、タイヤの状況が他と違ったり、予選になるとすごくパフォーマンスが上がってくるチームがいたりするので、予選ではミスなく走ることを心がけたいです。ここでは本当にタイム差がないので、100%の仕事をできるように集中して走りたいですね。クルマもまだ100%ではないので、ここから詰めて、予選では一番いい状態に持って行きたいと思います。朝の最後は、久々にソフトのニュータイヤを履きましたが、やっぱりグリップ感も高いですし、タイムもまずまずだったので、そこからさらにアジャストし、高いパフォーマンスを発揮できるようにしたいと思います。ミディアムはいいタイヤで走っていないんですが、Ｑ１で２セット使えるので、トラフィックなくしっかりアタックしたいですね」

フリー走行１回目3番手タイム
No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)

　「昨日は、走り始めにタイムを出した後、ちょっと伸び悩んだような感じはありましたけど、今日に向けてやったことがいい方向に行っているのかなって言う気はしています。昨日とは風も違うので、それに寄る所もあるんじゃないかと思いますけど、昨日と比べれば明らかに良くなっていますね。昨日足りなかった部分が良くなっていますし、昨日のセッション途中にちょっと変えて、違和感があった部分も普通にはなっているので、悪くはないかなと思っています。挙動的に良くなっていますし、路面が上がっているなりに今日はタイムも上がっていますね。セッション最後はソフトのニュータイヤを履きました。ソフトを履くとグリップは上がるんですけど、多少気になる部分もありました。ただ、思ったほど居場所は悪くなかったので、ポジティブに捉えてもいいのかなとも思いますけど、一方、ユーズドで結構速そうな人たちもいるので、そこら辺が予選でどれぐらい来るのか。来るとは思うので、まだまだ油断はできませんね。ミディアムに関してはニューは履いていないので、予選でも朝やったことを信じてやるだけ。トラフィックとかは、多少運が絡む部分も出てくると思いますけど、その中でやるしかないので、Ｑ１はしっかり通ることが重要だと思います。今回は、浮上のきっかけを掴みたいですね。幸いにも、予選が悪かった前回のレースはキャンセルになりましたし、いい形で仕切り直したい。大量得点して帰りたいですね」