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ヨコハマタイヤ Race1決勝レース総評 第2戦 岡山国際サーキット
2017年5月27日
第2戦岡山は、路面が新たに張り替えられて迎える1戦。予選、決勝のパフォーマンスをヨコハマタイヤの渡辺普氏はどう受け止めたのか。
渡辺 晋氏 「レースでは、最終ラップまでペースが落ちなかった」
今回、みんな悶々としていると思うんです。思ったようにタイムが出なかった。特に予選がそうでした。でもレースのときはそれが解消されていました。レースでは、路面の変化にタイヤが追随していたのかどうか…。今回、最終ラップまでペースが落ちなかったんですが、ひょっとしたらレース中にラバーが乗ってきてきたのかな、とも思います。いずれにせよ、今回は予選がなんであれほど遅かったのか、決勝でのレースラップはなんであんなに速かったのか、正直わかりません。
予選では、新しい路面で確実にコースレコードが出るだろうと思っていたのですがダメでした。ちなみに、F3の岡山戦は今年2回目なんですが、こちらもダメでした。おそらく、路面改修後の急激な過渡期なのかな、と思いました。こういう状況は経験したことがなかったので、勉強になりました。予選では、出るはずの走り方をしたのにタイムが出なかった、というドライバーからの声は聞いています。
明日は今日とフォーマットの異なるレース(タイヤ4本交換を義務化)になりますが、天気予報では明日のほうが暑くなるようなので、また読みにくい展開になるかもしれません。ただ気温が上がるので、タイムアップの可能性はあるでしょう。ひょっとしたら、早めにピットインしてタイヤ交換した人たちのほうが、タイヤがいい具体になって、最後までベストラップを出せるかもしれないですね。使ったタイヤのほうがペースが速いとかね…。交換したタイミングでの変化がいつもとまた異なる展開につながるかもしれません。抜きどころのない岡山ならではのピット戦略が見られると思います。