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2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦 フリー走行2回目レポート

2018年5月27日

薄曇りの朝を迎えたスポーツランドSUGO。全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦決勝を控え、午前9時からスタートしたフリー走行2回目ではNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分07秒338のトップタイムをマークしている。

セッションを前に日が射し始めたSUGO。開始3分前からピットロード出口には次々と車両がスタンバイ。No. 2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)を先頭に、TEAM MUGENのNo.16 山本尚貴、No.15 ダニエル・ティクトゥム、VANTELIN TEAM TOM’SのNo.37 ジェームス・ロシター、No.36 中嶋一貴、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSのNo. 7 トム・ディルマン、No. 8 大嶋和也、No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、No. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No. 1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、No. 5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、No. 6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.17 塚越広大(REAL RACING)、No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)の15台が1コーナーに向かっていく。またひと呼吸置いて、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)、昨日のフリー走行で激しいクラッシュを喫したNo.65 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)も修理を終えた車両でコースイン。さらにNo.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と続き、No. 4 山下健太(KONDO RACING)だけは開始5分を経過してからピットを離れた。

気温21度、路面温度32度と前日のフリー走行とほぼ変わらぬコンディションの中、最初からソフトタイヤを装着していたのは9台。アウトラップを終え、ピットインしたミディアムタイヤ装着車もソフトタイヤに交換するなど、大半がソフトタイヤでのフィーリング確認を行っていた。開始から8分、平川が1分07秒666をマークしてトップへ。すると間髪入れず、関口が1分07秒338でトップを奪取。これにティクトゥムが1分07秒425で続き、2番手に浮上する。

セッション折返しを前にした午前9時12分、自己ベストタイムをマークしたばかりのキャシディがSPコーナーでペースダウン。左リアタイヤが外れ、SPコーナー2つ目のアウトで車両を止めてしまう。結果、車両回収のためにセッションは赤旗中断となり、約10分後に再開。併せて、終了時間が5分延長された。

コースインを待つ車両で大渋滞する中で再スタートが切られると、セッション終盤に向け、ソフトタイヤからミディアムタイヤに戻して決勝のレースペースを確認する車両が増えてくる。結果、トップタイムを更新する車両もあまり見られず、そのままチェッカーを迎えることに。トップ3のタイムはすべて赤旗前にマークしたものであり、残り5分を切ってポジションアップを果たしたのはポールポジションからスタートする野尻、ソフトタイヤでタイムアップしたディルマン、さらにミディアムタイヤだけで走行を続けた石浦、そして車両の修復を終えてコースインしていたキャシディ。

ソフト、ミディアムの2スペックタイヤによる初決戦を迎えるSUGO大会。68周をどうマネージメントするのか、注目の決勝レースは2時15分にスタートする。

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