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高桐 唯詩 スーパー・クリップ 2020年もてぎ開幕戦 編

2020年9月8日

クリップNo.37 平川 亮

「コロナ禍に ひるまぬ勇気 強き意思」

 

まず言うべきは新型コロナの影響で、あらゆる
スポーツ行事が停滞する中、ドライバー、チーム関係者、
プロモーター、サーキット、ファン一人一人が困難を乗り越え
成し遂げた開幕戦だった。皆さんの努力に敬意を払いたい。
その中で実力を見せつけた平川。予選、決勝と落ち着いて、自信に満ち溢れ、
「ミスしなければ勝てる」と言い切って勝った。
星野総監督は1990年の夏、猛暑の各レースで4週連続優勝しているが、
「俺の時はチャック開けて水かけながら走った。平川は若い気合いと、
昇りつめた心で暑さなんか感じていないようだ」と語った。
実は毎周コンマ3秒くらいは引き離す計画だったが、マシンを決めきれず、
2位山下に迫られる展開に。
「俺(星野)は臆病だから10秒離さないと不安だった。平川は背中に敵がいても、
ビクともしない。肝が据わっている。俺以上の男だね」
コロナと猛暑。傷めつけられた世の中。
重苦しい空気を一気に吹き飛ばす快走。
一皮むけた平川の、ひるまぬ勇気と心の強さに感動した。

クリップNo.36 山下 健太

「世界のヤマケンは神出鬼没!」

 

8月3日、山下健太はベルギーのスパで25歳の誕生日を迎えた。
昨年TOYOTA GRのWECチャレンジドライバーに選ばれ、世界を股にかける暮らし。
ロンドン、上海、バーレーン、アメリカ~若武者は経験を積み努力してきた。
スパが終わり帰国。折りからのコロナ対策で14日の外出禁止となるが、
関係者の尽力で、可夢偉や中嶋同様、行動制限付きの参加が許された。
キャンピングカーを自ら運転。外出せず、イベントも出演せず、
不自由で理不尽な中、レースではスタートで2位に浮上。
持てる力をフルに発揮して平川に迫る。
コロナ禍と、猛暑と、激戦。
健太もまた、ひるまない男。培った速さを見せつける。
表彰台には近藤監督が代理で立った。平川と山下はギャグで
「レースを走ったのも影武者かもね」と笑いあう
9月に入ると山下の体はあっという間にパリからル・マンへ。
地球狭しと暴れる健太。
スケールのでかい男になってきた

クリップNo.35 サッシャ・フェネストラズ

「選んだ道はここ。揺るがぬ信念」

 

サッシャ・フェネストラズが生まれたのは、
フランス・アルプスのほとりアヌシーの町。
避暑と観光。湖のある美しい保養地だ。
その彼が今、目黒のマンションに住み、
午前中トレーニング、午後はミーティング。
「アヌシーも好きだけど日本が好き。だから平気」
もてぎは予選2位。ルーキーとしては上出来。
「生まれて初めて経験する暑さ。トテモアツイネ。
でも体力的には大丈夫だった」
「スタートはハンドクラッチが不安で、ちょっと失敗。
次の岡山では絶対上手くやります」
目標はF1。目指すはワールドチャンピオン。
想いに揺るぎはなくスーパーフォーミュラで爪を研ぐ。
ガールフレンドは某元F1パイロットの娘さんだが、
コロナの影響で長らく逢えない。
ガールフレンドや、アルゼンチン人の父、コロムビア人の母、
F1ドライバーの友人と連絡を取りつつ、
都会の喧騒の中で必死に生きている。
ピエール(ガスリー)もF1イタリアGPで優勝した。
下北沢に住んでたF1ワールドチャンピオンもいるよ。
頑張れ!サッシャ。

クリップNo.34 笹原 右京

「光る才能。笹原右京が魅せたもの」

 

ヴィップスに代わり急遽デビューが決まった笹原右京だが、
抜擢され小躍りするほど軽い男ではない。
落ち着きはらい、成すべき仕事を、論理的に積み上げ、チームと共に前進した。
ただ他を圧倒するほどのマシンが出来ず予選は13番手。
15周目に意表を突くタイヤ交換を敢行した。
「スタート前に考えていた、数あるプランの一つです。
フレッシュエアの中、延び延び走れました」
右京のベストは1分35秒512。平川のベストタイムより速い。
終盤は10位争い。「本当に、あの手この手で攻めましたが、
届かなかった。残念」
「初めてのSF19ですが本当に操っていて楽しいクルマです」
右京の走りは豪快。もてぎの特性上、それが見えにくかったが、
チームには彼のパフォーマンスが十分伝わったと推察する。
次回は不明だが、フル参戦できればもっと貢献するだろう。
「まだ自分が出したい自分を出し切っていません。次のための
準備は出来ています」
無限+レッドブル+右京。果敢な攻めのレースを見てみたい。

クリップNo.1~4はこちら
クリップNo.5~8はこちら
クリップNo.9~12はこちら
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クリップNo.22~25はこちら
クリップNo.26~29はこちら
クリップNo.30~33はこちら

Super Clip スーパー・クリップ
レースウイークエンドの鮮烈なモーメントを
超一流フォトグラファーと詩人が捉える新コーナー。
今回は「コロナ禍やさまざまな制約、猛暑にもひるまず、成し遂げた開幕」
というテーマで、上位3名ほかを取り上げた。

Photography by M.Kobayashi & Y.Onishi
Word by Tadashi Takagiri

執筆者紹介
Tadashi Takagiri
詩人&ジャーナリスト。1970年よりレース取材。フジテレビF1中継の
アバン・タイトル・ポエムすべてを執筆。F1総集編30年執筆。
伝説のラジオ番組「アドバンサウンドコックピット」構成者。

 
 

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