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専有走行後ドライバーコメント アレックス・パロウ  関口雄飛

2019年4月20日

専有走行1位
No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)

「とてもいいセッションだったよ。コンディション的には、テストの時とは全く違っていた。テストの時は寒かったし、SFしか走っていなくて、とてもコンディションが良かったんだ。でも、今日はちょっと温かかったし、バイクやF3が走ったことで、コースが所々汚れていたのか、滑りやすかった。それでも、クルマは相変わらず速かったし、運転しやすかったよ。高速区間ではグリップ不足を感じたけど、低速コーナーではソフトタイヤほどではないけどグリップもあった。だから、とてもハッピーだ。いいラップを刻んで、トップタイムも出せたしね。今週ずっと、強さを保って走れると思う。今日のセッションでは、車に関してのテストはしなかった。路面が滑りやすかったし、僕自身、しばらくSFに乗っていなかったから。SFに自分を合わせ込むのに、いつも何周かはかかるからね。特に、(先週乗っていた)GT3とはスピードが大きく違って、そこから乗り換えるわけだから。だから、クルマのセットアップはいじっていなくて、ピットストップやスタートの練習をしていた。明日はセットアップもする予定だけどね。ただ、クルマを余りいじるよりもいい場合もある。今日みたいなコンディションだと、余りクルマをいじると混乱するから。明日は、もっとSFがたくさん周回するし、路面状況ももっとよくなると思うから、さらに速くなると思うよ。セッションの後半、僕はクラッシュしてしまったんだけど、あれはデグナーの立ち上がりで縁石に乗り過ぎて、その先にある人工芝に乗って滑ってしまったから。そこでコントロールを失ってしまったんだ。ちょっとバカげたミスだったけど、そんなに速度が高い場所ではなかったし、クルマにはそれほど大きなダメージがなかったのが不幸中の幸いだった。フロントノーズだけだから、チームがちゃんと直してくれるし、僕の自信も揺らいでいないよ。走行時間は15分か20分失ってしまって残念だったけど、そんなに大きな問題じゃない。明日に向けても、自信を持っているよ。僕らのチームは2人揃ってトップ6にいるわけだからね」

専有走行2位
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 
「コースは、F3が走っていたので、いつもの走り始めよりは路面がいい状況だったと思います。最初の走り始めから、2アウティングぐらいまではどんどん路面が良くなってタイムも上がっていったんですけど。でも、いつもよりは上がり幅が少なかったかなと思っています。冬のテストでは、クルマのバランスが余り良くなくて苦労していました。でも、路面温度が上がったからなのかどうか分からないですけど、クルマのフィーリングは最初から良かったですね。今日は多分、3アウティングしかしていないんで、余りセットアップは大きく変えていません。最後、赤旗の後に、いつもは触らないような所を触ったんですけど。ただ、その時に壊れちゃっていたパーツがあって、ちゃんとデータが取れなかったので、ちょっともったいなかったですね。ベストタイムが出た時は、最初のアウティングの状態から、少しセットアップをアジャストしたのと、路面が良くなったのでタイムが1秒ぐらい上がりました。その時もフィーリングは良かったですね。僕と柏木エンジニアは4年目のコンビで、ハマるといつもメチャメチャ速いんですけど、ダメな時はすごくダメで(苦笑)。このコンビが。でも、今回、初日は結構ハマっているので、この調子を維持できればいい所に行けるとは思います。今日はミディアムしか履いていないので、明日の朝は、予選に向けてソフトの確認もする予定です。オフのテストでは、ミディアムが全然ダメで、ソフトを履くとまずまずというか。2日目の午後、みんながソフトを履いている時にはトップ6に入っていました。ただ、同じクルマでタイヤだけ変えると、合う合わないがあるので。今は逆にミディアムに合っちゃっているので、それが逆のパターンにならなければいいなと思っています。だからといってソフト仕様で何か変えるかと言っても、テストを2回しかしていなくて、データ量がないので、とりあえず今日のセットアップをベースにソフトを履いて。そうすると、多分嫌な所が出てくると思うので、それを予選に向けて消していくという感じになると思います。モチベーションは高いですよ。テストの時、クルマが余り良くなかったんで、「どんな感じになるのかな」と思っていたんですけど、エンジニアが開幕戦に向けてしっかり合わせてきてくれましたし、メカニックも細かいところまで色々やってくれて。みんなが頑張ってくれているので、あとは自分も頑張らなくちゃなという感じです」

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