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関口「1ポイントでも持ち帰りたいと思っています」予選後ドライバーコメント
2018年5月27日
予選9番手タイム
No.15 ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)
「正直言って、とてもハッピーな予選だったよ。Q2は、僕にとって初めてのソフトタイヤを使った3周目だったから、もう少し経験が必要だったと思う。それに、自分の限界を上回らないところで走ったからね。もっとポテンシャルのギリギリまで引き出して走ったら、充分Q3に行けたんじゃないかっていう手応えはあったよ。経験不足って言う面はあったけど、全体としては満足の行く予選だった。Q1で履いたミディアムタイヤに対しては、もう少し馴染みがあったから、より良かったと思う。不運なことに赤旗があったから、多少の妥協は必要だったけど。でも、再開後にもう1周することができて、上手くタイムを上げることができた。トラフィックにもいっぱい引っ掛かっちゃったんだけどね。今日、もし僕にもう少し経験があって、すべてが完璧だったら、トップ5ぐらいには行けたんじゃないかな。だから、レースでも目標はトップ5あたり。そこまで行けたらいいね。スタートを決めて、タイヤを上手くマネージメントして、安定した走りをできれば、目標を達成できるんじゃないかと思う。明日は、僕が今までやってきたよりも長いレースになるけど、決勝ではタイヤが一番大事だし、レースのストラテジーも色々と話し合っているよ。セーフティーカーが出る可能性も高いし、出るっていうことを基本として作戦を練っている。他の人に知られたくないから、あんまり詳しくは言いたくないけどね(笑)。」
予選16番手タイム
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「最初、赤旗でタイム抹消って言われたんですけど、赤旗の前にコントロールラインを通っていたんですよね。そしたら、今度は黄旗が出ている区間だったって言われたんです。でも、走っている時に、僕には黄旗は見えなかったですし、オンボードで見ても見えなかったんですよ。それで、コントロールタワーに行ったら、別の角度のカメラだと見えるというか、実際通過する前に黄旗が出ていたんです。実際出ているんで、それはしょうがないですし、それはどうでもいいんですよね。僕が怒っていたのは、Q1のチェッカーを受けてから、タイム抹消になったことなんです。あんなに時間があって。マシン回収に手間取って、20分ぐらい止まっていたわけじゃないですか。その間に、抹消のことが分かっていたら、平川選手みたいにもう1回アタックに行ったんですよ。赤旗の時、僕はQ2に向けて準備していて、もうソフトタイヤを1回つけていました。そこでセット変更もしていたんです。それで、再開までの時間が長くて、もうロガーとかも見終わって、自分の時間ができたので、「もう1回ミディアムで確認してきてもいいですか」って聞いたら、「まだ時間あるから大丈夫だよ」って言われたので、赤旗後にコースに入ったんです。で、確認はできたんですけど、その時は抹消のことなんか知らないので。それが分かっていれば、平川選手と同じように早目に出て、もう1回アタックに行きました。ソフトだったらムリですけど、ミディアムだったら。ニュータイヤで05秒5が出ていましたけど、その時はクルマもドライビングももう少し詰めなくちゃっていう状態だったんですね。だから、ユーズドでコンマ3~4秒落ちても、Q2には全然行けたと思うんです。だから、(ああいうことになって)残念ですね。抹消に関しては、チームに対しても全然情報がなくて、僕がピットに戻ってきてタイヤを換えたりしていて、パッとモニターを見たら自分が下の方にいたっていう。「何でなんですか?」って聞いたら、「いや、分からない」って、チームも分からなくて。僕は、黄旗中に通過していないと思っていましたし、コントロールラインを通過してから赤旗が出ているので、当該ラップを無効にされる理由がないと思っていたんですよ。で、ちょっと「オンボード見て下さい」って言ったら、「やっぱり見えないし、赤旗の前にコントロールラインを通過しているね」っていうことで、Q2の前も行く気満々だったんですけど、行かせてくれなくて。でも、Q2始まっちゃったんで。そうなったらもうムリじゃないですか。それで仕方なく下りました。」
「明日の決勝は後方からのスタートなんですけど、後ろに3台いるので16番手からなんですよね。ビリじゃないので、上手くスタートで3台ぐらい抜ければ。さっき計算したんですけど、それで13番で。そこから、前方で誰かしら多分1台は間違いなく消えると思うので、あと4台抜けばポイントは獲れるんですよね。開幕の時みたいにクリアで、前にクルマがいない状況を作れれば、全然ポイントは獲れると思います。コース上で4台抜くのは難しいと思いますけど、作戦で抜くのはそれほど難しくないと思いますね。今ランキング2位でチャンピオン争いしているので、(予選での出来事は)すごくイタイんですけど、終わったことはもうしょうがないですし、1ポイントでも持ち帰りたいと思っています。」