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小林可夢偉、中嶋一貴 「ル・マン凱旋記者会見」
2021年10月15日
今週末に行われる全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦を前に、ツインリンクもてぎでは幾つかの記者会見が行われた。
まず午後3時から行われたのは、小林可夢偉と中嶋一貴を招いての「ル・マン凱旋会見」。ル・マンの優勝トロフィー、そしてトヨタの豊田章男社長からオリンピックイヤーということで2人に贈られた金メダル、銀メダルが会場に飾られたこの会見は、日本モータースポーツ記者会によって主催されている。同会の高橋二朗会長によって進行された会見の中で、初優勝を果たした可夢偉、昨年まで3連勝し今年2位となった一貴は、予選について、また決勝中のトラブルについて、さらにその対処についてなど、細かなディテールまで含めて8月のレースを詳しく振り返った。また、可夢偉からはチェッカーを受けた時の気持ちも。「最終周の最終コーナーを立ち上がるまで勝ったとは思えなかったです。ル・マンでは最後まで何があるか分からないですし、今年もLMP2はファイナルラップでトップの車両が止まったじゃないですか。過去に一貴がそうなったのも見ていますし、本当に最後の最後まで恐かったです」と語っていた。そして2人が述べたのは、「これまでは当たり前と思ってレースに出てきましたが、コロナ禍によって、それがいかに有難いことだったのかを思い知らされました。だからこそ、今年当たり前のようにレースができる環境を整えてくれた全ての人々に感謝しています」という言葉。その2人には、最後に日本モータースポーツ記者会から花束が贈呈されている。
ル・マン24時間で優勝した小林可夢偉
ル・マン24時間で2位を獲得した中嶋一貴
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